
ショードラコンテンツで37万フォロワー突破!総視聴数も4億再生を突破!
バイトにまつわる、“わくドキ”コンテンツを発信中
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Seeds Companyでは、世の中に“わくドキ”を届けるため、アルバイト・パート領域に改革を起こそうとしています。そのために、サービスの利用者の半数を占める20代の若者からのアテンションを集めることを目指し、本プロジェクトが立ち上がりました。プロジェクトにかけられる予算が限りなくゼロに近い状況の中で、メインユーザーであるZ世代にリーチする手段としてたどり着いたのがTikTok。しかし、SNSでのプロモーションは、競合他社が次々と挑戦しては撤退を繰り返している領域です。そんな中でも「1年で10万フォロワー獲得」という目標を掲げ、たった3人で挑んだプロジェクトの軌跡をご紹介します。求人媒体のプロモーションは現在でもテレビ・ウェブCMが主流で、通常かかる費用は数十億円から数百億円。今回、Seeds Companyのサービスにかけられるプロモーション予算はほぼゼロ。人件費のみで運用ができるSNSの活用は不可欠でした。陳はその中でも、メインユーザー層である10代・Z世代を中心に、利用者が右肩上がりに伸び続けているTikTokに白羽の矢を立てました。
陳:「同様にTikTokに着目している企業は多くありましたが、どの競合もオーガニックには苦戦し、結局広告頼りになってしまっています。ユーザーの興味関心が集中しているのには間違いないので、他の企業がうまくいっていないからこそ、より大きな影響力をもてるのではないかと考えました」
どの企業も成功していないということに、むしろわくわくしたという陳。重要視していたのは、広告やあからさまな商品プロモーションを嫌うZ世代の心をつかみ、アカウントのファンになってもらうことでした。そこで、当時流行っていたダンス動画を題材とするため、学生時代にダンスサークルの立ち上げ・運営をしていた知見があり、Seeds Companyの「シン・バイト」で音楽や映画などのエンタメ業界との折衝や、イベント参加の経験を積んでいた赤木が招集されます。
また、学生団体とのコネクションをつくるため、全国を駆け回っていた陳は、当時学生モデルとして自身のアカウントでインフルエンサー活動もしていた木下と邂逅。Z世代代表、そして唯一のSNS経験者としてプロジェクトに加わりました。
役者は揃いました。いよいよ、「1年で10万フォロワー獲得」に向けて動き出します。


TikTokでのコンテンツの流行は、1~2週間単位で変わるのが常。その頻度でユーザーが求めるものに合わせてコンテンツを変え続ける必要がありました。
赤木:「私自身はSNSをほとんどやっていなかったので、とにかくその変化の速さに驚きました。TikTokのアルゴリズムは公式に発表されているものはないので、おススメに上がってくる動画を自分の目で見て、トレンドを把握するしかありません。このプロジェクトに関わってからは、暇さえあればTikTokを開いて、ユーザーが何を求めているのかチェックし続けています」
アカウントの開設当初、人気があった『踊ってみた』に倣うダンス動画から始まった投稿。100時間もの時間をかけて撮影・編集した動画は、300回再生、2カ月で獲得したフォロワー数55名という結果に終わったことも。
しかし、そんな「失敗」を成功のプロセスとして捉えているのがSeeds Company。うまくいかないことは徹底して要因を分析し、改善する。その中で、自分たちが挑戦できていない領域であった「ショートドラマ」にたどり着きました。このタイミングでアカウントも『姉妹と上司のわくドキバ先日常』に刷新します。シーズナリティやトレンドを盛り込んだ企画・脚本から、出演、編集まですべて3人で行い、アルバイト先での日常を描いたショートドラマを展開していきました。アカウントの刷新後も、再生回数の伸び悩みや批判コメントなどの失敗と再チャレンジを繰り返し、ついに、ある動画が100万回再生を記録。一気にフォロワー数も増加します。その後も、フォロワー数の増減を繰り返しながら、「1年で10万フォロワー」の目標を掲げてから11カ月と29日、ついにフォロワー10万人を達成したのです。

「1年で10万フォロワー獲得」を達成したSNSブランディングプロジェクトは、その後、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(受賞時はパーソルプロセス&テクノロジー株式会社)における「イカした仕事大賞(通称IKATAI)」で2023年度グランプリを受賞。さらにパーソルグループ内表彰にて「PERSOL Group Awards」獲得を果たしました。
フォロワー数は伸び続け、2025年3月現在37万人のフォロワーを抱えるアカウントへと成長。ショートドラマの年間累計再生数は3億回を超え、増え続けています。
フォロワー数の増加とともに街で声をかけられたり、写真を求められたりすることも増えました。その大半が女子高校生のフォロワーであることに「自分たちが届けたい層にきちんと届いているんだ」と喜びを噛みしめているそうです。
さらに3人にとって想定外だったのは、コメントから見える、人々のはたらく価値観の変化でした。
木下:「動画に対して『アルバイトを頑張ってみようと思った』『自分もこんな風に仕事してみたい』など、はたらくことへの前向きなコメントをいただくようになりました。見てくださっている方の心の中には、本当はやりたいけどできていなかったことがあるというのが私自身の学びになりましたし、動画が誰かの行動が変わるきっかけになることもあるのだと知りました」
コンテンツを進化させながら1週間に3本の動画投稿を続ける3人が目指すのは、その年にTikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」、そして、新たなビジネスへの展開です。
未知の可能性に、誰よりも「わくわくドキドキ」を隠せない様子で、陳はこう締めくくります。
「何事もトップじゃないと嫌なんです。日本のSNSでトップを目指す以上、まだまだこのプロジェクトは途中です。さらには、企業が運営しているアカウントとしてここまで影響力をもつことができているという独自性を活かして、新しくさまざまなビジネスを検討できるフェーズになってきています。たった3人でスタートしたプロジェクトですが、今後は組織体制の充実も検討しながら、可能性を模索していきたいです」。
求職者が笑ってしまうようなポジティブな動画を通して、自分たちも楽しみながら“わくドキ”を広げていく。SNSプロジェクトを通して、そんな世界観がつくられています。




